行ってきました!フランス。
極寒と言われていたパリですが、到着した頃には温かくなり、10℃前後とあまり東京と変わらない温かさ。ほっと一息もつかの間、きつねの嫁入り的なお天気が続き、朝、「おぉ!今日はいいお天気♡」と思っても、突然空が暗くなって、大雨なんてことが続き、傘を持たずに、歩き回ってしまった私は見事に風邪を引きました。
これから行かれる方、ぜひ気をつけて。
さてさて、今回の滞在はほぼ買付けに徹しておりましたが、夜と、週末はお出掛けしてきましたよ。何回かに分けて、いろいろとご紹介できれば〜と思っております。
まずは、おいしいおいしい、ビストロのご紹介。
パリの南、モンパルナスからほど近い、メトロ13番線のPernetyに最近できた、話題の店La Cantine du Troquet(ラ カンティンヌ ドゥ トロケ)。15区にある、名の知れたビストロLe Troquetのセカンド店のこのお店は予約を受けていない、本当に地元のために作ったというビストロで、訪れたこの日も平日にも関わらず、どんどんとお客さんが入ってきてあっという間に満席に。
店内は昔ながらのビストロ風なつくりで、暖かみのある内装に、パリにはめずらしい、少し広めのテーブル。ゆったりと食事をしてほしいという、心遣いが伝わってきます。
ここのスペシャリテはバスク料理。壁の大きな黒板に所狭しと書かれたメニューをなんとか必至に読み(フランス語が得意でない方は、結構大変かも…スタッフの人も英語は得意じゃなさそうだったので、できれば、フランス語で質問してみましょう!)前菜におススメされた豚の耳のソテーと、フォアグラとタンのミルフィーユ、お魚のピュレをのせたたるティーヌを注文。
豚の耳のソテー | フォアグラとタンのミルフィーユ |
お魚のたるティーヌ |
いやこれが、すべて驚きのおいしさなんです。なんか久しぶりに感動する位おいしいフレンチを食べたなぁ。と思う位に。おすすめされた、豚の耳のソテーは、今まで沖縄料理のミミガーが嫌いだった私もぺろっと食べられる位においしい。フレンチと言うよりも、なんかホルモン屋さんな味。フォアグラもタンもやわらかく、とろけるような味わい。お魚は味がしっかりしていて、ラタトゥイユみたいなお野菜も美味。これはメインも期待できそう。メインにはアニョーのソテーと、テット・ドゥ・ボー(子牛の頭のお肉)タラのソテーをチョイス。すべて調理法はシンプルですが、素材に力を入れているだけあって、期待どおり、これまたすべて本当においしい。付け合わせのポテトまで今まで食べたポテトの中で一番おいしかった。笑
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アニョーのソテー | 付け合わせのポテト |
タラのソテー |
アニョーは乳のみ子羊を使っているのか、全く臭みがなく、すごくあっさりしていて本当にやわらかい!大きなお肉もぺろっとたいらげられる。そしてお魚も程よくジュシーで、野菜がまたさっぱり。テット ドゥ ボーはちょっと脂っこいかがしますが味付けは抜群!好きな人にはオススメです。ほかにも豚肉のグリエが有名らしいけど、この日は食べなかったので、次回はぜひ挑戦してみたいかも。
すでにこの時点でお腹が破裂しそうだったので、デザートは断念。でもほかのお客さんが食べていたものはどれもおいしそう。次はランチを抜いて腹ぺこで行こうっと!
3人で前菜とメインを一ずつとワインを1本頼んで、一人40ユーロ前後とかなりお得なお値段も、人気の秘訣かも。
私が今までパリで食べてビストロの中ではかなり上位にランキングしたこのレストラン。
パリに行かれる際にはぜひお試しあれ!!
La Cantine du Troquet
101 rue de l'Ouest 75014 Paris
休業日:土曜日、日曜日