先日フランス人、日本人のお友達と食事をしていたときのこと、
この日初めて会った人との会話ですごく興味深いとことを教わりました。
いつものように「初めまして〜」から始まり、
いろいろなことをいつものように話していました。
何となく「日本食は好き?」と、まぁ普通の会話。
「僕は生まれたときから日本食なんだ。」『あぁ〜お母さんのお味噌汁が飲みたい!』
???見た目完全にフランス人なのにこの日本人的発言にびっくり。
「もしかしてハーフかクオーターなの?』と聞くと、もちろん違った。
「お母さんも日本好きとか?」
「全然。日本語話せないし、あまり知らない。」
ん?ではなぜ?
「オーガニックを勉強していたからだよ」
「え?オーガニック文化は海外の物なのになんで日本食?」
彼曰く、今、日本でもはやり始めているオーガニック「Biologique」
あまり知られていませんが、これをフランスで広めたのは実は日本人なんです。
桜沢如一氏がフランスへ「macrobiotique」と言う食事療法を伝え、フランスでみそや、
納豆、玄米など日本独特の食材を作り、体にいいと広げていったとのことでした。
彼のお母様はオーガニックについての話を聞き、ここで日本食の作り方を
勉強し、お家でいつも作っていたそう…
それでお味噌汁がお母さんの味なのね…納得。
オーガニックが逆輸入だったなんて知らなかった。
桜沢如一氏。日本人ってすごいなぁと改めて思いました。